出講・寄稿情報

講演

第23回吉益東洞顕彰会が開催されました(平成30年9月9日(日))

平成30年9月9日(第2日曜)に、広島大学医学部広仁会館で第23回吉益東洞顕彰会が、当診療所院長山崎正寿の主宰で開催されました。当院長が会長の広島漢方研究会が主催となり、日本東洋医学会、日本医史学会、東亜医学協会、日本生薬学会の後援のもとに開かれました。
一般演題で当院長が「浅田宗伯と古方医学」の演題で発表しました。午後の特別講演は当院長の師匠でもある細野史郎について、聖光園細野診療所の中田敬吾が「漢方医学の改革者 細野史郎」という演題で講演されました。中田先生は当院長とは大学の同級生でもあります。
また、今回は吉益東洞八代目の末裔である吉益倫夫氏(元東大脳研)も出席され、東洞翁自作の遺品である陶器小皿を披露された。この遺品はその後広島大学医学資料館に寄贈されました。

第23回 吉益東洞顕彰会プログラム

[日 時]  平成30年9月9日(日曜日) 10時30分から
[会 場]  広島大学医学部霞キャンパス内 広仁会館  広島市南区霞1-2-3

【一般演題】10時30分 ~ 12時 (一人発表20分質疑5分)
座長   薬王堂漢方薬局  吉本 悟 先生
① 竹久夢二の美人画は本当に当帰芍薬散証なのか?
~竹久夢二と香月牛山の秘密~」  くわたに内科   桒谷圭二先生
②「病跡学からみた吉益東洞」      黒川醫院     黒川達郎 先生
③「浅田宗伯と古方医学」      漢方京口門診療所  山崎正寿 先生
【東洞祭】 12時30分 ~ 13時  東洞碑に顕花 (東洞碑前)
【特別講演】13時 ~ 15時  座長 漢方京口門診療所 所長 山崎正寿
『 漢方医学の改革者 細野史郎 』
講師  聖光園細野診療所 理事長  中田敬吾

集合写真

吉益東洞顕彰会の主な参加者。中央白髪の紳士が吉益倫夫氏、その左が特別講演
講師の中田敬吾氏、右が当院院長の山崎正寿。

当日は豪雨の為吉益東洞顕彰碑の写真の前で献花式を行った。中田敬吾氏、 吉益倫夫氏、山崎正寿。

吉益東洞翁自作の陶器小皿。弟子との別れに手渡されたという。